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国連NGO WFWP大阪です。
第18回中東女性会議ツアー

5月9日から17日の日程で、WFWP第18回中東女性会議が開かれ、大阪からは9名が参加しました。
 今回の会議はヨルダンで開かれ、中東諸国ばかりか日本、韓国、台湾、アメリカ、ヨーロッパのオブザーバーのメンバーまで合わせて、150名の参加者で、これまでとは一味違った国際色を与えました。

ヨルダン地図
(ヨルダン・ハシミテ王国、通称ヨルダンは、中東・西アジアに位置する立憲君主制国家。首都はアンマン。イスラエル、パレスチナ暫定自治区、サウジアラビア、イラク、シリアと隣接する。イスラエル・パレスチナ暫定自治区とはヨルダン川と死海が境である。)



第18回中東女性会議

 例年の事ながら、会議に参加するメンバーは中東各国とイスラエルの女性リーダーがずらりと並び、18年積み重ねてきた実績を感じさせられます。地元ヨルダンからは、元外相カーメル・アブ・ジャーベル、共同議長を務めたYWCA会長のリーム・ナッジャール、国連開発計画のヨルダン代表ジーナ・アリ・アハマド、エジプト国会議員で元日本大使のメルバット・タラウィ、イランの大学教授ショコー・ナバビネジャド、イスラエルからNGO活動をしているアンゲリカ・エドナ・カロ・リブネなど他、多くの有識者が参加されました。
 WFWPインターナショナル文蘭英会長の開会のスピーチに始まり、「中東と世界で平和と調和を実現するための女性達のパートナーシップ」のテーマの下、熱心な会議と激しいほどの討論がなされました。一時は、立場の違いから緊張する場面もあったようです。

アブエライシュ医師と

 会議2日目、今回のハイライト、3人の娘さんをイスラエルの砲撃で失ったパレスチナ人医師アブエライシュ氏の講演は、衝撃的な感動で、全員涙にくれました。
「それでも、私は憎まない」という題名の通りの生き方を身をもって示されたのに対して、聴衆の一人が
「あなたの1パーセントの忍耐でも、私達にあれば平和は実現できる」
と感想を述べられましたが、まさしくその通りだと思いました。その貫かれた愛は人間業じゃない、彼は
「神がそうされたなら、娘達の犠牲を無駄にせず、平和のために命ある限り歩む。」と私達にも決意を促されました。


 会議の後、イスラエルに陸路で移動し、イエス様の遺跡をたどりながら、歴史の源流に触れ、またユダヤの悲しみの歴史を尋ねながら、イスラエルの真ん中で、平和行進をしてきました。真っ二つに割れ、紛争に明け暮れた歴史を何によって、平和を来たらせるか?「女性によって」!平和の種をまき続け、あきらめることなく前進し続けることを確認する、実り多い旅でありました。 (高橋栄子)







【2014/07/03 20:52】 | インターナショナル
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WFWP大阪から、4名が中東女性会議に参加されました。レポートを寄稿頂きました。


第17回中東女性会議に参加して

 グローバルな女性平和ネットワーク、「世界平和女性連合」(WFWP)主催の第17回中東女性会議の年次総会が5月15日から18日までの4日間の日程でフランス・パリの「マリオット・パリ・シャルル・ド・ゴール空港ホテル」で開かれました。

Marriott CDG

今回の会議には北アフリカ.中東諸国から21カ国、40人の中東政治家、非政府機関(NGO)関係者、教育専門家達が参加し、活発な意見の交換が行われました。メインテーマは「女性、文化と価値、中東地域で恒久平和を築くため」でした。

 私達日本女性38名は、「花のパリ」の観光をかねて、オブザーバーとして参加しました。パリのマロニエ並木は、日本で言えば春を告げる桜並木のようなものでしょうか?実に美しくパリを演出していました。フランスの人口は、6300万人なのに、年間パリを訪れる観光客は8000万人と聞いて、その揺るぎのない、世界のパリに対する人気を見せ付けられました。ドラマチックなフランスの歴史は、ベルサイユ宮殿や、  エッフェル塔や、凱旋門などのガイドの説明から、うかがい知れ、世界に名だたるあふれるばかりの名画や彫刻を堪能しました。

パリ観光

 会議には、開会式に参加し、同時通訳で様子を伺えました。
文 蘭英WFWP世界会長が最初の挨拶をされました。会長はパリに向かう前日、韓国政府より南北統一に功績があったとした「国民褒章」を得たばかりでした。文会長は、昨年、播基文・国連事務総長と会見した話を紹介し
「国連事務総長は、世界の意思決定機関の3割は女性指導者によって占められることを願っている」と強調し、
「WFWPの活動を高く評価していた。」と報告されました。

 次にオスマン共同議長(エジプト元副議長)が「平和文化の創設」の重要性を指摘。「平和文化とは暴力にもとずく文化への真正面からの戦いです。もちろん、そのためには男女間の平和が求められます。」「女性が平和文化の構築者となるためには、その能力と権限を強化しなければなりません。」と呼びかけました。
 ソニア・ラムツ博士(ユネスコ元局長)やパレスチナ自治区のベツレヘム市長、ベア・バボン女史、元日本大使を4年間務め、現在エジプト議会議員のメーバット・タラウイ女史などの、分科会におけるスピーチがなされました。
 イスラエルの元副司法長官だった、ジュディス・カープ女史、教育専門家のトルコ出身のハヤル・コカサル博士他、クエートの博士、国連難民事業機関に勤務する博士や、モロッコの博士他そうそうたる方の参加の元に活発な討議がなされました。

会議室の様子


緊張する場面もありましたが、17年間続けてきた平和のための会議は、その参加者を家族にしていました。参加するメンバーは変わっても、さよならパーテイの時間になると別れがたく、踊り歌い、抱擁し合い再開を誓い合いました。
 1ミリでも前に進み、かつて実現しなかった、平和への祈りが、必ず成し遂げられると言う確信になりました。
 帰りは、陸地4時間のバスでベルギーまで足を伸ばし、歌を歌い、「旅は道連れ、世は情け」の通り、参加者38名で心通わせ、旅の中でしか味会えない人との関係を深めてまいりました。  
 (報告 高橋 栄子)



参照 WFWPホームページ-->「平和のネットーワーク作り」 

【2013/06/18 14:03】 | インターナショナル
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